Q.1: 花粉症とは?
花粉に対してのアレルギー反応です。
体から花粉を排出するために「くしゃみ」や「鼻水」や「涙」が出ます。季節的に風邪の症状に似ています。
一般的には、2~4月はスギ花粉、4~5月はヒノキ花粉、6~8月はイネ科花粉、8~10月は雑草類の花粉
が飛散します。
Q.2: 花粉症対策は?
マスクは、吸い込む花粉を1/3~1/6に、メガネは1/2~1/3まで減らせます。
うがいは鼻から喉に流れ出た花粉を除去する効果があります。洋服に関しても、毛繊物より表面がすべすべした綿かポリエステルなどの化学繊維の物は花粉がつきにくくなります。
Q.3: 花粉症の治療は?
耳鼻咽喉科、眼科、内科、小児科などで診察が受けられます。
対症治療として内服薬による全身療法、点眼や点鼻による局所療法、レーザーによる手術療法、根治治療として皮下または舌下の免疫療法があります。
- 内服薬 マイレン酸クロルフェニラミン(商品名:ポララミン)
- 内服薬 塩酸エピナスチン・メタキジン・塩酸セチリジン (商品名:アレグラ、クラリチン、アレジオン、エバスチン、タリオン、ジルテック、 ゼスラン、アレロック、ザジテン、レミカット、セルテクト)
- 内服薬 マイレン酸クロルフェニラミン・ベタメゾン (商品名:セレスタミン)
- 点鼻薬 クロモグリ酸ナトリウム・アンレキサス (商品名:ノスラン、インタール、ソルファ)
- 点鼻薬 フマル酸ケトチフェン・塩酸レボカバスチン (商品名:ザジテン、リボスチン)
- 点鼻薬 フルソニド・ブロピオ酸フルチカゾン (商品名:ジナクリン、フルナーゼ)
- 点眼薬 クロモグリク酸ナトリウム (商品名:インタール、アイビナール)
- 点眼薬 フマル酸ケトチフェン・塩酸レボカバスチン (商品名:ザジテン、リボスチン)
- 点眼薬 フルオロメトン・リン酸ベタメゾンナトリウム (商品名:フルメトロン、リンデロン)
服用回数や眠気などの副作用、また値段など様々な種類のお薬があります。医師に生活様式や職業などを相談のうえ、ご自身にあった薬を選択していただきましょう。