ジェネリック医薬品が先発薬より安い理由は、
開発費用が抑えられたからです。
製薬会社は新しい薬を開発する際、薬によっても異なりますが10年から15年という長い年月と、数百億円という莫大な開発費用がかかっています(先発薬)。
そのため、費用回収やさらなる新薬の開発に向けての投資もあり、先発薬は値段が高く設定されています。
また、他社に真似をされないよう特許を取得し販売しています。
ジェネリック医薬品は、その特許期間が切れた薬と同じ成分でつくられた薬のことを言います(後発薬)。
薬の安全性はすでに立証されているため、成分自体の研究開発費(数千万から数億円)がかからず、品質の試験や形状などの製品開発の費用で販売ができるのです。
したがって、同じ成分である先発薬より3割から6割程の安価で販売されています
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