○○町の○○○科クリニック。です。

ぷらす調剤薬局

季節関連トピックス

HEADLINE

⑥熱 中 症

Q.1: 熱中症の症状は?

 熱失神、熱疲労、熱射病、熱痙攣(けいれん)の総称を熱射病といいます。
 軽症のものから意識障害を伴い死亡まで至る重症なものまであります。特に対応力の弱い高齢者や乳幼児には注意が必要です。
  
症例① 
足がぴくぴくする 足がつる 足下がふらつく 立ちくらみめまい感 大量の発汗
 
症例②
頭痛がする 身体がだるくなる 吐き気がする(嘔吐)
 
症例③ 
意識がなくなる 筋肉の痙攣(けいれん) 会話ができない 歩行困難 体温が高い

Q.2:熱中症の症状が出たときは?
 
症例① 応急処置で対応できる軽症の場合は?
  
 まずは、涼しい場所に移動しましょう。衣服をゆるめて体を冷やしましょう。
 水分・塩分を補給しましょう。
 
症例②
 病院の診察を必要とする中等症の場合は?

 症例①の場合と同様に、涼しい場所に移動しましょう。
 衣服をゆるめて体を冷やしましょう。
 水分・塩分を補給しましょう。安静にしていても回復しない場合は医療機関の診察を受けましょう。
 容体が悪化するおそれがありますので、ひとりにせず様子をみることが必要です。

症例③ 救急搬送が必要な場合は?

 自力で水分の補給ができない、脱力感・倦怠感が強く動くことが出来ない、意識がない、全身の痙攣がある等の症状がある場合は、ためらわずに119番通 報しましょう。

  

 
※体を冷やす場合、額・顎の下・首の後ろ・脇の下・足の付け根など、大きな血管があるところを、保冷材や氷のうなどで冷やしましょう。水分はまず水をのみましょう。経口補水液などは点滴のイメージでゆっくり飲み ましょう。(500mlあたり1時間位)大量に汗をかいた場合の時は、塩分も必要です。(スポーツドリンク等)

熱中症は適切な予防をすれば防ぐことができる病気です。
「熱中症を避けるには水分補給と暑さを避けること」が大切です。
熱中症の正しい知識をもって適切な予防を心がけましょう。