○○町の○○○科クリニック。です。

ぷらす調剤薬局

季節関連トピックス

HEADLINE

①インフルエンザ

Q.1: インフルエンザと普通の風邪はどう違うのですか?

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
 一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現 れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方で は肺炎を伴う等、重症になることがあります。

Q.2: インフルエンザにかかったらどうすればよいのですか?

具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。水分を十分に補給しましょう。咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないために、
不織布製マスクを着用しましょう。

Q.3: インフルエンザの治療薬にはどのようなものがありますか?

インフルエンザに対する治療薬としては、下記の抗インフルエンザウイルス薬があります。

  • オセルタミビルリン酸塩    (商品名:タミフル
  • ザナミビル水和物      (商品名:リレンザ
  • ペラミビル水和物      (商品名:ラピアクタ
  • ラニナミビルオクタン酸エステル水和物         (商品名:イナビル
  • アマンタジン塩酸塩      (商品名:シンメトレル等)

 ただし、その効果はインフルエンザの症状が出始めてからの時間や病状により異なりますので、使用する・しないは医師の判断になります。
 抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出 量も減少します。なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。効果的な使用のためには用法、用量、期間 (服用する日数)を守ることが重要です。


出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)