茨城県土浦市のぷらす調剤薬局です。

5月8日から新型コロナが5類に変わります

薬剤師のパパです。


5月8日から、新型コロナが5類に変わります。
3月13日よりマスク着用が個人の判断になりましたが、今後、生活様式が陽性者を中心に大きく変わります。
一般の方の生活にかかわる部分を大雑把にご紹介したいと思います。


【無くなるもの】
［陽性者］入院勧告、外出制限→→→5日間の外出自粛が推奨（強制力はありません）
★今後はインフルエンザと同様の強制力のない外出自粛なので、コロナ陽性者と接触する可能性が増えます。さらに、接触したかどうかもわかりません。
★濃厚接触者自体が無くなり、陽性か陰性の2択になります。
★お子さんが感染したら、学校や会社を休む期間が短くなりますね。
★まだウイルスを排出する時期に外出自粛が終了するので、今より感染拡大の危険があります。


［支援］宿泊療養施設、新型コロナ陽性者情報登録センター、支援物資や検査キットの配布、パルスオキシメーターの貸し出し
★自分で準備するしかないです。パニック買いの状態にならないように、事前に準備しましょう。


［医療費］全額公費負担→医療保険の負担割合での自己負担が発生します。ただし、高額なコロナ治療薬は9月まで公費負担が残ります。
★内服治療薬のお値段は、一人分10万円弱。9月以降の自己負担割合については検討中らしい。
★病院では初診料、検査料（PCR・抗原検査含む）、処方箋料、薬局では基本料、解熱鎮痛剤や咳止めなどの薬代等が有料


［水際対策］入国者への、ワクチン接種証明書の提出や陰性証明書、空港等におけるPCR検査
★海外の変異株が国内で流行しやすくなります。
★旅行に行きやすくなります。


［コロナ無料検査］感染不安やイベント等に参加時に受けることができた無料検査が無くなります。
★各自、薬局で販売している抗原検査キットを事前に準備しておいた方が良いですね。


【変わるもの】
［発熱外来］国が受診できる医療機関を増やそうと努力していますが…全ての医療機関ではない
★5月8日以降に都道府県のホームページ等で受診できる医療機関が公表されると思います。


［ワクチン接種］高齢者や基礎疾患のある方（医療機関や高齢者施設の関係者も？？）は今年度は追加接種は無料（だったはず）翌年度からインフルエンザ並みの費用が発生する予定。

［感染者数・重症者数・死者数公表］毎日の全数把握から週に1回の定点把握に変更になります。死者数の公表はもっと遅くなるそうです。
★現在地のリアルタイムでの感染状況がわかりにくくなり、不安感が増しますね。仕事柄、警戒しなければいけないのですが、ちょっと困ります…

大きく変わりますが、コロナによる症状が無くなったわけではありませんし、家庭内の感染に注意を払う必要があると思います。

医療機関や高齢者施設では、これまでと同じ感染対策が必要です。
早くコロナ前の生活（仕事）に戻りたいです・・・


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