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緑内障とは（その１）
緑内障は、目から入った情報を脳に伝える視神経に障害が起こり、視野（見える範囲）が狭くなる病気です。
治療が遅れると失明することもあります。
視野は少しずつ狭くなりますが、片方の目の視野が欠けてももう片方の目で補うため、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
緑内障に気付かず車の運転を続けていることもあり、大変危険です。
緑内障は大きく3種類に分けられ、約8割は原発緑内障の一つである①原発開放隅角緑内障です。
１．原発緑内障（原因不明）…①原発開放隅角緑内障②原発閉鎖隅角緑内障
２．続発緑内障（他の疾患や薬剤使用による）
３．発達緑内障（発達異常）
①原発開放隅角緑内障
房水（角膜～水晶体と虹彩～水晶体を満たす透明な液体）の出口である隅角は広いのに、排出路の目詰まりなどにより房水の流出が防げられます。
眼圧は高い場合もありますが、大部分は正常眼圧です。
②原発閉鎖隅角緑内障
隅角が閉鎖、または狭いために房水の流出が防げられます。
眼圧は上昇します。眼痛、悪心、嘔吐、頭痛、視力低下などの症状が出ることもあります。
次回は緑内障の治療薬や、緑内障のとき使ってはいけない薬についてのお話です。
＃緑内障 ＃視野 ＃眼圧 ＃開放隅角 ＃閉鎖隅角 ＃房水
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