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緑内障とは(その2)


〇治療薬について
緑内障の治療では眼圧を下げることが必要です。
房水がたまると眼圧が高くなるので、房水を減らすために以下のような点眼薬が使われます。

①房水産生抑制:β遮断薬のチモロール(製品名:チモプトール)やカルテオロール(ミケラン)など。気管支喘息や心不全の方は使えません。

②房水産生抑制:炭酸脱水酵素阻害剤のドルゾラミド(トルソプト)、ブリンゾラミド(エイゾプト)など。腎障害のある方は使えません。

③房水排出促進:プロスタグランジン製剤のラタノプロスト(キサラタン)、トラボプロスト(トラバタンズ)など。目の周囲や虹彩の色素沈着、まつげが濃くなることがあります。


最近は上記のうち2種類の薬物を配合した点眼薬もあります。
点眼薬の種類や使う回数が減って楽になりますね。


使ってはいけない薬
閉塞隅角緑内障の患者では、眼圧が上昇する薬は使えません。

抗てんかん薬、抗うつ薬、抗不整脈薬など多岐にわたりますが、身近な薬として抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)があります。

クロルフェニラミン(ポララミン)、メキタジン(ゼスラン)などがそれに当たります。

またPL顆粒など、抗ヒスタミン薬を含む総合感冒薬も該当します。
風邪で処方されることが多く、市販の風邪薬にも含まれることが多いので、十分な注意が必要です。




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