茨城県土浦市のぷらす調剤薬局です。

睡眠時無呼吸症候群とは？（②検査・原因編）

睡眠時無呼吸症候群（SAS）は、専門外来がある病院で診察を受けて下さい。

検査法は簡易検査と精密検査があり、どちらも健康保険適用です。

簡易検査は、自宅で就寝中に携帯用の機器をつけて血中酸素飽和度（SpO₂）や睡眠状態を調べます。
その結果、必要があれば精密検査を受けます。

精密検査では、1泊入院して睡眠中のSpO₂や呼吸状態、脳波、心電図、眼球運動などを細かくモニターします。

検査は就寝中なので、夕方仕事の後に入院し、翌朝退院後に出勤することもできます。

手足や頭皮などあちこちにセンサーを付けられますが、ただ寝るだけで痛みはありません。
こんな感じです。




SASで睡眠中に無呼吸が起こる原因は、いくつか考えられます。
・肥満のために首が太く、気道をふさぐ。
・舌が大きく、喉をふさぐ。
・鼻と喉の境の部分が垂れ下がる（加齢のため起こることあり）。
・顎が小さく、気道がもともと細い。
・鼻の空気の通り道が曲がっていて通りにくい。
・扁桃が大きい。
などです。

一般にSASは肥満の方の病気と思われがちですが、それ以外の原因で起こることもあるので注意してください。（次回治療・予防編に続く）

#睡眠時無呼吸症候群　#ＳＡＳ　＃血中酸素飽和度　＃SpO₂＃肥満

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